Q.購入前に貸出しは可能ですか?
A. 可能です。お気軽にお申し付けください。
Q.回線モードの指定方法がよくわかりません。
A. 例えば以下の通信仕様での回線モードの指定は
(2次局/専用回線/透過モード/8ビットパリティ無/4線式/送信・受信コード変換しない)
ビットにすると 0000 0000 0010 0011 になり、16進数にすると 0023 となります。
従って回線モードは
BASICの場合 mode = &h23
C言語の場合 mode = 0x23;
となります。
Q.回線オープン時の優先局指定について教えてください。
A. 両方の局が同時に送信しようとした時にどちらの局の
送信を優先するかの指定です。
具体的には両局のセレクティング(ENQ)の衝突(コンテンション)が発生した場合に
2次局側は自局からの送信を一時保留にしてACKを返信して受信するようにします。
2次局からの送信は受信終了後に行われます。(セレクティングの送出から行われます)
Q.ST1同期式とST2同期式の違いを教えてください。
A. ST2同期(外部同期)式はモデムまたは相手局のクロックを使用して通信を行います。
ST1同期(内部同期)式は自局で発生したクロックを使用して通信を行います。
Q.Visual Basic(32bit版)で送信データ、受信データが化けてしまいます。
A. Visual Basic(32bit版)では送信時にUnicodeからANSIに、 受信時にANSIからUnicodeに変換する必要があります。
Q.RVIを送出することはできますか?(BSC手順)
A. 受信中にRVIを送出して送信に移るには下記の手順で行ってください。
1.送信モードを700Hにして送信関数(BSCSEND)を呼んでください。(送信データ長は0)
HI-NETはACKを送出するタイミングでRVIを送出します。
2.送信チェック関数(SENDCK)でRVIが正常に送られたかを確認してください。
相手局(送信側)はRVIを受け取るとEOTを送出して送信を中断します。
3.受信関数(HRECV)で受信バッファを監視してください。
EOTを受信すればホストがRVIを認識したことになりますので、自局側からの送信が可能となります。
4.テキストを送信関数(BSCSEND)を使用して送信してください。
ENQ送出から始めてください。
Q.モデムを使わずに直結ケーブルで通信したいのですがどれぐらいの距離まで可能ですか?
A. 直結ケーブルを使用する場合は距離が短い事(約3m以内)が前提ですが、
動作環境が良くて(ノイズを発生するものが近くにない)、 良い材料を使ったケーブルであれば10mでも可能です。
Q.Windows 2003 ServerからHI-NET/USBのドライバーをアンインストールしたい。
A. rededitを使用して下記のキーを削除してください。
Q.HI-NET/PCIはどのバージョンからWindows 2000,XP,VISTAに対応していますか?
A. バージョン1.18以降です。(2000年12月以降販売)
バージョンはHI-NET/PCIボードのROMの上に記述されている数字(例:1.23等)
または バージョン取得関数(VERGET)で確認できます。
Q.送信関数(BSCSEND,NEC2SEND,NEC3SEND)で8001Hのステータスが返ります。
A. 送信バッファに未送信データが残っている場合にこのステータスが返ります。
送信バッファにデータを格納した直後に返る可能性がありますがエラーではありません。
送信チェック関数(SENDCK)からの戻り値0001Hと同じ意味です。
Q.送信時のセレクティング(ENQ)に対して相手局がACKを返さない。
A. まれにリーディングパッドをチェックする機器があります。
(リーディングパッドが付加してはいけない、またはリーディングパッドのキャラクタと数が固定されている)
PADSET関数を使用して相手局の仕様に合わせてください。
Q.HI-NET/PCIのPCI規格を教えてください。
A. ハイプロファイルのショートサイズです。(175×107mm)
電圧:5V クロック:33MHz
Q.JISからEBCDICカナへのコード変換は、HI-NETが自動で行うのですか?
A. 回線オープン時の回線モードの設定で「送信コードの変換」と
「受信コードの変換」のビットを立てれば自動で行います。
Q.NEC2OPENで入力SA・UA組の指定の方法がよくわかりません。
A. 説明書のサンプルはSA・UAを2組設定する例です。
1組のみの場合は下記になります。
Q.送信時に指定する送信モードがよくわかりません。
A. 1電文のみを送信する場合は通常0H(000H)です。
この指定でENQ送信→ACK受信→データ送信→ACK受信→EOT送信が行われます。
一度に複数電文を送る場合、通信上は下記のようになります。
この送信データを分割して送信バッファに格納する例が説明書の
「b)複数電文を送信する場合は下記の組合せが可能です。」の項に書かれています。
※送信関数(BSCSEND等)で全ての送信データを送信バッファに入れた後に 送信チェック関数(SENDCK)を呼んでください。
Q.ACKの受信はRECV関数を呼ぶ必要がありますか?
A. いいえ、ACKの受信およびチェックはHI-NETが自動で行っており、
その結果が送信チェック関数(SENDCK)のステータスとして返ります。
Q.受信関数(HRECV)を呼んだ時に受信するのですか?
A. いいえ、受信はHI-NETが自動で行い受信バッファの受信データを格納していきます。
受信関数(HRECV)はその受信バッファから受信データを取り出します。
Q.複数ブロックのデータを受信した場合、受信データは 受信関数(HRECV)からどのように返されますか?
A. 受信データはETXまたはETBで区切られたブロック単位で返ります。
(EOTも1電文として受信バッファに格納されています。)
解決しない場合は e-mail: support@harv.co.jpまで
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